話題のクラウドデータサービスをはじめ、様々な用途で活用されているデータベースを適切に作成・活用するためには、基礎的な知識と技能を習得する必要があります。
そこでこちらでは、改めて「データベースとは何なのか?」ということと、人気のデータベース管理システム「MySQL」についてご説明します。
データベースとは
データの共有・利用・編集などを行いやすいように、所定の形式により作成・管理されたデータの集合体です。
書類をまとめたものをデータベースと呼ぶこともできますが、デジタルが主流となっている現在では、コンピュータ上で作成・管理されるものを指すことがほとんどです。コンピュータで作成・管理を行う場合、データベース管理システム(DBMS)が必要になります。DBMSによって大量のデータをカテゴリ別に保管できるため、検索・抽出・編集作業がとても手軽です。
また、プログラムに独立性がある・データの一意性の維持・一元管理が容易・ユーザーの同時アクセスが可能など、ファイルシステムにはないメリットも多数あり、企業のデータ管理になくてはならない存在となっています。
MySQLが選ばれる理由
様々なデータベース管理システム(DBMS)がある中でも、世界的に高い人気を集めているのが「MySQL」です。一体なぜ、多くの企業でMySQLが選ばれているのでしょうか。
- スケーラビリティと柔軟性に優れている
- ウィンドウズやリナックス、マックなどの各種OSはもちろん、様々なハードウェアにも対応しています。JavaやPHPといったプログラム言語からのアクセスも容易に行え、安定した動作で利用が可能です。また、ベースがオープンソースですので、仕様を自由にカスタマイズできるのも魅力となっています。
- 暗号化や認証でデータを守る
- データを保護するセキュリティ機能が充実しており、データベースサーバーへの接続をクライアントマシン単位で制限することが可能です。
また、安全性を暗号化で確立するSSHとSSLの接続をサポートしています。他にも、オブジェクト権限フレームワーク、データの漏えいを防いでくれる暗号化や復号機能もあります。
- 低コストで運用が可能
- オープンソースであるMySQLの導入や移行を行うことで、大幅なコストダウンを実現した事例があります。オープンソースでありながら24 時間体制のサポートが受けられるため、導入や移行も安心です。MySQL正規販売パートナーであるソフトエイジェンシーでは、MySQLデータベースの導入や移行をサポートしています。運用コストを削減したいとお考えでしたら、お気軽にお問い合わせください。
ソフトエイジェンシーでは、データベースのシステム構築やクラウドデータを暗号化する製品などをご提供しています。データベースやクラウドデータなど、インターネット技術を利用するシステム構築や開発はぜひお任せください。お客様が抱えている問題に最適なソリューションをご提案いたします。