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コラム

大事なデータ、野良無線から落としてない?安心してクラウドサービスを利用できるシーンは?

2017年05月29日
大事なデータ、野良無線から落としてない?安心してクラウドサービスを利用できるシーンは?

高い利便性が評価され、現在では様々なクラウドサービスが展開されています。ビジネス、プライベート問わず、何かしらのクラウドサービスを利用している方は多いでしょう。しかし「データをクラウド上にアップロードする」という特性上、利用するネットワークのセキュリティには留意が必要かもしれません。今回はクラウドサービスを利用している人を対象に行った「クラウドサービスはどのような場所で利用しますか?」というアンケートの結果から、クラウドサービスを利用する上での一般的なセキュリティ意識を探っていきます。

Q.クラウドサービスはどのような場所で利用しますか?

1位:自宅

クラウドサービスを利用する環境として一番利用されているのは「自宅」です。その理由は、やはり「安心感」ということでした。どこでもデータにアクセスできることがクラウドサービスの魅力ですが、セキュリティ面を考えると「外部の回線で利用するのは怖い」という声が多いようです。

2位:会社以外では利用しない

「仕事で使うだけだから、会社以外では使わない」という方も多くいらっしゃいます。個人的なクラウドサービスの利用は、全ての人に根付いているわけではないようです。中には、公私混同をさけるためやセキュリティへの懸念から、あえて会社のみの使用としている方もいることがわかります。

3位:その他

3位:カフェや飲食店などの無線LAN

「その他」の選択肢を選んだ方は、「そもそもクラウドサービスを利用しない」という方と、「こだわりがない」という方に別れました。セキュリティへの意識が真逆という、興味深い結果になっています。

同数の方に選ばれたのが「カフェや飲食店などの無線LAN」です。カフェや移動先で作業をする「ノマドスタイル」が一般的になっていることがわかります。テザリングの通信制限やデータ送受信による従量課金の問題から、無制限の回線を使いたいという方もいるようです。

いかがでしょうか。同様のWebサービスを利用していても、利用者のセキュリティ意識は様々です。しかし、情報セキュリティの重要性が叫ばれる今日では、データ漏洩や改ざんのリスクを意識しておいて損はないでしょう。

もちろん、クラウドサービスの利点の一つが「どこでも利用できる優れたアクセシビリティ」であることは確かです。その点を踏まえると、データの重要度やプライベート性に応じて利用環境を変えるのが、クラウドサービスとの正しい付き合い方なのかもしれません。皆さんもクラウドサービスを利用する際には、「これからどんなデータを扱うのか」と「回線がデータの重要度やプライベート性に適しているのか」をよく鑑みるようにしましょう。

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