モノのインターネットとして現在注目を集めるIoT(Internet of things)。しかし、暮らしやビジネスが便利になる、という漠然なイメージしかお持ちでない方も少なくないでしょう。そこで今回は、実際のIoTの活用事例や、期待されている将来のイメージ、さらに、現状すでに予想されている課題などについてまとめました。
日本国内でも、すでにIoTの活用は進んでいます。いくつの例を見てみましょう。
前項でご紹介したとおり、モノとインターネットがつながる未来は、すでにそこまで来ています。しかし、テクノロジーの発展とインフラの整備がさらに進めば、より大きな波となって人々の暮らしや企業の仕事に影響を与えると予想できます。以下で、ビジネス領域におけるIoTの将来的な活用イメージを2つご紹介します。
ポジティブな未来ばかりが語られるIoTですが、課題や問題点がないと言えばウソになります。たとえば、データ分析やエンジニアリングにあたるスタッフの確保は企業にとって深刻な問題です。また、ある程度までオートメーション化したとしても、人による作業はなくなりません。結果として、ヒューマンエラーの発生も避けられないでしょう。
さらに、IoTデバイスに対するサイバー攻撃も大きな懸念材料のひとつです。悪意あるハッカーにとって、デバイスが増えることはその分攻撃対象が増えることと一緒。この課題をクリアするには、ユーザー一人ひとりがセキュリティに対するリテラシーを高めるとともに、サービスを提供する事業者も意識の高いセキュリティ対策に乗り出さなくてはなりません。
すでにIoTは未来の道具でありません。私たちの身近で、意識されることなく活用されています。その背景を踏まえると、後半でご紹介したセキュリティへの心構えは重要度の高いポイントです。IoTの波が一気に訪れる前に、適切な対策を取るのがお進です。
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