MySQLのみならず、データベースにはフィールドを作成するごとにデータ型を設定します。
フィールドごとに格納される型が決まっていることで、誤った用法を防ぐためであり、処理速度を速めるためです。適切な型の設定はデータベース設計の基本です。
また、MySQLにはMyISAMやInnoDBという他のデータベースとは違うエンジンが用意されています。
WEBを主な活動の舞台として発展してきたMySQLには、同じRDBでも他とは違う特有の型がありますので、合わせて確認していきましょう。
まずはMySQLの主なデータ型と特有のデータ型をみてみます。
ENUM型もSET型もリストを扱うための型です。
MySQLは5.6から空間データを扱うgeometry型が導入されました。5.6ではMyISAMのみインデックスが張れますが、5.7以降はInnoDBでもインデックスを張れます。値を入れる場合はGeomFromText関数を使って幾何値を作成し、その数値を格納します。Geometry型にはPOINT形式、LINESTRING形式、POLYGON形式で格納できます。空間検索には、MBR系の関数を使い検索します。MBRContains関数、MBRIntersects関数などで位置情報を取得することが可能です。
MySQLはその始まりがライトウェイトなWEBで手軽に使えるデータベースとして登場しました。その後、バージョンを重ねるごとにオラクルやMSSQLサーバなどと同等の機能を拡張し続けて発展してきました。空間データも扱える現在の最新バージョンでは、ますますその活動の領域を広げています。
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