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コラム

MySQL Workbench

2019年01月30日
MySQL Workbench

データベースを有効活用するためには良いツールを使いこなすことも大切です。ツール次第で作業効率は各段に違います。MySQLを操作するためのツールは数多くありますが、やはりMySQL公式の開発ツール「MySQL Workbench」は外せません。ここではベーシックな基本機能やインストール方法などを、わかりやすく解説しましょう。

インストール

MySQの歴史は実に波乱に富んでいます。もともとはスウェーデンのMySQL ABが開発していましたが、その後MySQL ABはサン・マイクロシステムズに買収され、今はオラクルにサン・マイクロシステムズが買収されたため、データベースの雄オラクルの傘下に入っています。

オラクルは業務系データベースのトップ企業ですから、オープンソースとしてもっと有名なデータベースであるMySQLも、どうなるのか多くのユーザーが心配したのではないでしょうか。現状ではMySQL開発は従来通り、というよりも大胆にも機能アップが続けられています。
統合開発ツールであるMySQL Workbenchも従来のMySQLのサイトから無償でダウンロードできますので、今までのユーザーも安心しているはずです。また、基本的には日本語での表示になっていますので、その他のよくあるソフトウェアのダウンロードと変わりません。

https://www.mysql.com/jp/products/workbench/

ここから、まずは「ダウンロードはこちら」のボタンをクリックすると、必要なインストーラーソフトの用意されたページへ遷移します。また、サイト上部のメニューにある「ダウンロード」を選択すると、各種のMySQL系のソフトのダウンロードができます。

画面中央にあるOS選択プルダウンで対象のOSをセレクトします。OSに合ったインストーラーのリンクが表示されますので、後はDownloadのボタンをクリックすればよいです。ちなみにMySQL Workbench単体だけでなく、MySQL Serverを含む総合インストーラーも用意されていますので、ご希望に合わせて使ってください。

ダウンロード後は、インストールを開始し、セットアップウィザードに従って設定を進めていきます。カスタマイズしない場合はCompleteを選択して進みます。問題がなければインストール終了後にMySQL Workbenchが起動し、すぐにでも使えるようになります。

データベースへの接続とSQLの実行

MySQLを扱うためには、データベースに接続しなければなりません。MySQL Workbenchが起動していると、画面に接続設定のボタンがあるはずです。それをクリックするとrootユーザーのパスワードを入力する画面が表示されます。
エラーがなく、接続に成功すれば、エディタ画面が表示されます。もちろん、rootユーザー以外のユーザーでもアクセスできますので、環境に合わせてユーザー設定を追加してください。

上部にあるメニューでスキーマの追加や変更ができます。スキーマとはデータベースの構造やテーブルの集まりであり、データベースの構造を定義したものです。データベースの管理ではまずスキーマの作成から始まります。スキーマの作成はスキーマ名を入力し、Applyボタンをクリックします。
追加したスキーマにテーブルを作成することができます。画面の左側にスキーマ表示があるので、「Create Table...」を選択するとテーブルを新規作成されますので、テーブル作成に必要なフィールドやインデックスなどを設定します。

その他、作成したテーブルにレコードを追加したり、削除したり、編集することができます。ビジュアルとして処理されますので、SQL文に疎い方も直観的に操作できる点はMySQL Workbenchの大きな利点です。

ER図の作成

データベースの管理にはテーブル定義書やER図などのドキュメントが必須です。重要なドキュメントではありますが、作成する際には面倒で手間のかかる作業であることも確かです。MySQL Workbenchでは、これらのドキュメントを自動的に生成できる機能があります。

では、リバースエンジニアリングでER図を作成してみましょう。リバースエンジニアリングとは、すでにあるテーブルからドキュメントを生成する機能です。設計段階からER図を作成することもありますが、先にテーブルを先行し、その後関係性を考慮しながら調整することもできるリバースエンジニアリングは大変便利な機能です。

画面のメニュー「Database」から「Reverse Engineer Database」へ進みます。次に「Connection Option」「Stored Connection」と進み、データベースの接続を確立します。該当するデータベースを選び、問題なければ「Continue」と進みます。これでER図が生成され、「EER Diagram」が表示されていきます。
生成されたER図をさらに調整し、その構造をデータベースへ反映することも可能です。今回はER図を既存テーブルから落とし込みましたが、逆にER図を作成し、それを基にテーブルを作成することもできます。

まとめ

このようにMySQL Workbenchを使うことで面倒なER図を簡単に生成または反映できます。また、簡単にドキュメントを管理することで、データベース全体の管理も手間をかけずに、また視覚的に管理できる点が、データベース管理者にとって大きなメリットです。 このような便利で効率的な作業を可能にするツールは積極的に活用しましょう。

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