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コラム

MySQLのインストールと更新

2019年03月29日
MySQLのインストールと更新

MySQLがオラクル傘下のRDBとして本格的に戦略が変わりつつあります。現在はMySQLのダウンロードでも、オープンソース(無償版)と有償の商用版が用意されています。有償版の名称は「MySQL Enterprise Edition」、無償版の名称は「MySQL Community Edition」と変わっています。さらには「Oracle MySQL Cloud Service」、「MySQL Cluster CGE」とラインナップが用意されました。
今回は無償版の「MySQL Community Edition」について、インストールやセットアップの方法や手順をご紹介します。

一般的なインストール(windows/linux/macos)

MySQLの一般的なインストール方法としては、公式サイトにアクセスし、ソースをダウンロードすることから始めます。なお、サイトはhttps://www.mysql.com/jp/の日本語版本サイトと、開発者用サイトのhttps://dev.mysql.com/のどちらでもダウンロードは可能です。
では、日本語版本サイトを俎上に説明を続けます。画面上部にある「ダウンロード」タブをクリックしてください。このタブを開くとダウンロードできる種類の一覧が表示されますが、無償版は最下部にある「MySQL Community Edition (GPL)」の下のCommunity (GPL) Downloadsを選択してください。次のページでは「MySQL Community Server」のリンクをクリックして進みます。

現在の最新バージョンは「MySQL Community Server 8.0.15」になりますが、ここでOSにあったインストーラーを選択することができます。アーカイブ版を必要としていなければ、「MySQL Installer for Windows」をクリックしましょう。面倒ですが、さらにその次のページにならないとインストーラーをダウンロードできません。
このページで2つのダウンロードリンクがありますが、基本的には容量の大きい方を選択してください。小さい容量のものはネットに接続しながらインストールするタイプ、大きい容量のものはそのままインストールするタイプです。

インストールするものを選択してDownloadを押すと、最後にOracleへのログインやサインアップを要求されますが、画面の一番下に小さく表示されるNo thanksを押せばそのままダウンロードできます。

インストール後のセットアップとテスト

ダウンロードが完了したら、インストーラーのアイコンを選択してインストール作業に入ります。インストーラーの起動を確認し、項目の中からInstall MySQL Productsを選んでクリックしましょう。ライセンスの確認、セットアップ方法の選択、必要なランタイムのインストールなどが終われば、MySQLのインストールが始まり、本体のインストールが完了した後は、MySQL Serverなどの設定も行う必要があるため、指示に従って設定します。

本体やサーバーのインストールと設定が完了したら、動作確認のテストを行ってシステムや操作性も確認しておきましょう。

アップグレードとダウングレード

MySQLは新しいバージョンにアップグレードすることで、機能の改善やバグの防止といった機能が得られます。アップグレードする際の注意点ですが、原則としてシリーズを飛び越えずに順次アップグレードしなければならない点があります。Windowsでのアップグレードでは、サービスとして動作している場合は停止してください。サービスとして動作していない場合は、mysqladmin を使って停止させます。低いバージョンであればさらにサービスを削除する必要がありますが、詳細は開発サイトのドキュメントに情報がありますので参照するとよいでしょう。
サービスの動作を停止したらインストーラーを使ってアップグレードができます。なお、バージョンによってアップグレードできるバージョンに制限がありますので、これも詳細は公式ドキュメントを確認してください。

新しいバージョンよりも以前のバージョンのほうが快適に動作するような場合は、MySQLを古いバージョンにダウングレードすることも可能です。ただし、ダウングレードによってシステムが不安定になってしまうリスクに備えて、バックアップを取っておくことが重要と言えます。

まとめ

MySQLは8.0バージョンになってから大きく性能がアップしました。高速性、安定性などを考えると最新バージョンの導入を検討したいところです。しかし、既存のデータを棄損することなく、また運用を停止することなく最新バージョンにアップグレードすることにはリスクも伴います。
アップグレードよりも新規インストールし、データを移管する方が安全かもしれませんので、管理者は状況や環境を念頭に対応を考えてください。

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