オンラインストレージが広く一般のユーザーから市民権を得てしばらく経ちますが、コロナ禍のなかでさらに注目を集めているようです。コロナ禍の影響で今年は世界的にリモートワークへと仕事のあり方が移行しています。そこで、どこにいてもネットに繋がっていさえすれば利用できるオンラインストレージの存在が見直されているのです。
オンラインストレージの特徴
オンラインストレージは別名クラウドストレージとも呼ばれていますが、その実態はインターネットを介したデータ管理システムです。インターネットに接続できれば、どこにいてもデータの保存や必要なデータのダウンロードが可能となります。
実はオンラインストレージの歴史は15年以上にもさかのぼり、技術的にはすでに熟成された部類です。しかし、スマホの登場でオンラインストレージの活用は大きく発展しました。スマホの欠点としてストレージ容量の少なさがあったのですが、それを補うことができるオンラインストレージサービスが拡大したのです。
さらにコロナ禍によってリモートワーク・テレワークが広がり、ビジネス面においてもオンラインストレージの存在が重要になりました。各拠点間から共有のオンラインストレージを使うことで、オフィスと同じように必要な社内の書類やファイルなどのデータにアクセスできるためです。
「VG-Sync」の導入事例とメリット
しかし、ビジネスで利用するにはセキュリティー面での堅牢性・安全性も担保されなくてはなりません。プライベートのスマホで使うオンラインストレージとは一線を画す必要があります。では、ビジネスで使われているオンラインストレージにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここで弊社のオンラインストレージ「VG-Sync」を紹介します。
まずVG-Syncの特徴として挙げられるのは、お客様ごとにオンラインストレージのご利用環境を論理的に分離し、つまり、仮想マシンまるごとお貸し出しするので、お客様専用のセキュアな安心できるファイル転送が可能となります。情報を格納するデータセンターには特殊なアルゴリズムで構築された暗号化技術が用いられており、安全に情報を保護しています。また、通信自体もSFTP/SSLの暗号化によりセキュアにデータを受け渡しする方式をとっています。つまり入口と出口を暗号化することにより、悪意のある攻撃から守っているのです。
ある大学では教員や学生のみならず、情報公開の観点からもオンラインストレージを利用しており、「VG-Sync」をセキュリティー対策用のソフト配布や大学の情報を発信するプラットフォームとして重宝しているとのことです。たしかにセキュアな機能を情報公開に使うというのは理にかなっていると言えるでしょう。
「VG-Sync」ではビジネスという観点からも有効な構成です。オンライン共有フォルダはプロジェクトごとに作成することができ、多くの人員がそれぞれの案件に合わせて作業できる仕組みになっています。ウィルススキャンも機能として動いているので、誤ってウィルス感染したファイルを誰かがアップしても全体に感染が波及しません。
ある企業の取引先はほとんどがその情報をローカルに保存していたといいます。しかし「VG-Sync」を導入してから、取引先でもその有効性に気が付き、会社間での情報共有を「VG-Sync」で行うようになったということです。ビジネス用に展開しやすい「VG-Sync」の機能が認められたと言えるでしょう。
「VG-Sync」は、多くのデバイスや各OSのクライアントアプリケーションへの対応もなされています。iPhone、Android、そしてWindowsとMacOS、Linuxと、必要と思われる端末からのアクセスが可能となっており、優れたマルチプラットフォームが提供されているのです。
ある映像会社では多くの外部スタッフを擁しています。映像制作には多くの人員が関わるのですが、社内スタッフと社外スタッフが共通のリソースにアクセスできる「VG-Sync」を中心に据えて、制作を進行しているのです。まさにオンラインストレージの利用方法としては理想的だと言えます。
このように中小の企業から中堅企業、大学、商工会議所など多くの導入事例があります。システム系、IT系のデジタルビジネスだけでなく、化粧品や栄養補助食品、ファッション関連などの製造・販売といった多彩なビジネスモデルでも活用されているのです。一方でコンサルタント事業やソリューション事業といった生産とは違うフェーズでも利用されており、業種業態にかかわらず多くの組織で効果を挙げています。
まとめ
ビジネスで使うには、どのようなオンラインストレージでも良いわけではありません。仕事で使えるだけの信用性と安全性が担保されたセキュリティーの重要性を体現したオンラインストレージが、これからの社会では求められていくでしょう。
同時に機能面でも優れたものであることが必要となります。社内はもちろん、社外の取引先、社外スタッフを含めて、関係者が安心して使えるユーザビリティを持っていることが重要です。
VG-Sync製品URL
https://vg-sync.jp/