2017年11月28日(火)~11月30日(木)にインテックス大阪(大阪国際見本市会場) 6号館A・Bゾーンで開催される「中小企業 新ものづくり・新サービス展」にて、弊社のIoTパートナーであるSHコンサルティング株式会社(SHC)様が、「自分仕様のIoT」を実現するための「インターネット機器(IoT)開発のためのソフト・ハード標準システム」のデモ展示を行いました。
SHC社のシステムの中のインターネット接続・クラウドサーバとして、弊社のVG-Sync IoTサービスが採用されており、デモにてVG-Sync IoTの説明も行いました。
■弊社出展製品・サービス情報
●VG-Sync IoT サービス
IoTクラウドデータベース「VG-Sync IoT サービス」にてご希望のIoTインフラが構築できます。
●IoTを活用した大気調査ソリューション (DJI Phantom4 × VG-Sync IoT) (出展協力: サンダーバード株式会社様)
大気汚染等を調査するためのセンサーを搭載したドローンを飛行させ、センサーで検知/収集したデータをIoTクラウドデータベースに蓄積して、リアルタイムにそのデータを閲覧するしくみです。
●農業でのIoT活用ソリューション (農業 × VG-Sync IoT)
土壌湿度センサーで土壌湿度に関する状態検知を行い、(1)水分補給(要/済)に関する状態をSMSで送信、(2)検知した土壌湿度に関する情報をIoTクラウドデータベースに蓄積して、リアルタイムにそのデータを閲覧するしくみをご紹介しました。さらに、水分補給が必要な状態となった場合は、電磁弁を開けて自動水やりをするしくみもデモ展示しました。
●水質検査分野でのIoT活用ソリューション (水質検査 × VG-Sync IoT)
世界的に使われているとも言われている計装用標準信号(4~20mAの直流電流信号)を利用し、水質検査の分野でのIoT活用として、pH計、濁度計、DO計で測定した数値を緑(正常)、黄(注意)、赤(異常)で色分けした形で見える化するというデモ展示を行ないました。
(※「DO」とは溶存酸素(Dissolved Oxygen)のことで、水中に溶解している酸素のことです。)
●人の行けない地域等におけるIoT活用ソリューション想定例 (人の行けない地域等での測定 × VG-Sync IoT)
人の行けない山の中や遠い場所での測定が必要な場合、LoRa子機を載せたドローンをその調査想定地点まで飛行させ、LoRa子機を配置します。当該LoRa子機にはGPSや温湿度等センサーを装備させておき、そのセンシング情報をLoRa通信でLoRa親機経由でインターネット上のクラウドに保存させ、あとはパソコン等からそのクラウド内のデータを引っ張ってきて様々な可視化等を行なえます。
今回はSHC社のご好意により大阪での出展となりました。SHC社製のLoRa通信とそれを実現するハードウェアの展示に非常に興味が集まりましたが、弊社展示のクラウド経由のブラウザでのデータ見える化にもご興味頂くことができ、今後の大阪での弊社のビジネス発展に向けての展望に思いをはせることができた展示会でした。
中小企業 新ものづくり・新サービス展 大阪会場 (インテックス大阪)
出展の様子その1
出展の様子その2
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