人が行けない危険な地域での測定が必要な場合、各種センサーとそれらの観測データをLPWA通信の一つであるLoRa規格で伝送する通信モジュールを搭載した子機を、UAVでその調査地点まで運搬・設置する手法を検討し、実地で運用可能であることが確認されました。
ここでは、新燃岳に試験設置した子機(SHコンサルティング社)により降灰量調査(圧力センサー・距離センサー)及び土壌浸透状況調査(土壌水分センサー)の実地検証が行われました。伝送されたデータは、親機から携帯電話回線により弊社のIoTクラウドサービス「VG-Sync IoT」にアップロードされ、データの分析が行われました。( 株式会社地圏総合コンサルタント様 実施 )
出典: 説明、写真は、平成30年度(公社)砂防学会研究発表会 鳥取大会概要集
「火山噴火時立入困難地域の状況把握のための遠隔調査ユニットならびにUAVを用いた運搬手法の開発への取り組み」より引用
LoRa子機写真