アップデートの内容は以下の通りです。
※これらの文章は抄訳です。すべての内容を確認したい場合は原文を参照してください
リリース日
2020年6月主な内容
- 新機能・機能拡張・バグ修正
- Unbreakable Enterprise Kernel Release 6(UEK R6)
- Oracle Linux 8 Update 2以降、Unbreakable Enterprise Kernel Release 6(UEK R6)がRed Hat Compatible Kernel (RHCK) とともにインストールイメージに含まれています。
- Red Hat Compatible Kernel (RHCK)
- 「kexec-tools」 ドキュメントに Kdump FCoE ターゲットのサポートが追加されました。
- 「numactl」のマニュアルページが更新され、メモリ使用量に関する情報が明確になりました。
- 「rngd」 は root 以外の権限で実行できます。
- デフォルトでセキュアブートが利用可能です。
- データベース
- Oracle Linux 8 Update 2には、MySQLデータベースソフトウェアのバージョン8.0が付属しています。
- 動的プログラミング言語、Web
- 「maven:3.6」モジュールストリームが利用可能になりました。
- 「Python 3.8」は、新しいpython38モジュールによって提供されます。 Python 3.6は、Oracle Linux 8でも引き続きサポートされます。
- このリリースでは「Python 3.6」もサポートされているため、Oracle Linux 8 Update 2で「Python 3.8」を導入するには、インストールする「mod_wsgi」のバージョンを指定する必要があります。
- 「perl-LDAP」および「perl-Convert-ASN1」パッケージが、Oracle Linux 8 Update 2の一部としてリリースされました。
- 仮想化
- KVMにネストされた仮想マシン機能が追加されました。 このリリースでは、Intel 64ホストで実行されているカーネルベースの仮想マシン(KVM)でネストされた仮想化がサポートされます。この機能拡張により、Oracle Linux 8物理ホストで実行されているOracle Linux 7またはOracle Linux 8 VMがハイパーバイザーとして機能し、独自のVMをホストできるようになりました。
- virt-managerアプリケーションは非推奨です。 GUIで仮想化の管理にはCockpitウェブコンソールを使用することを推奨します。
※AMD64システムでは、ネストされたKVM仮想化は引き続きテクノロジープレビュー(開発途上版)機能です。
- このリリースでの重要な変更点
- UEK R6 では、Btrfs と OCFS2 ファイルシステムのサポートが復活しました。これらは Red Hat Compatible Kernel (RHCK) を使用している間は利用できません。